2025年5月16日
財産より大事なこと——終末期をどう迎えるか話し合っていますか?
高齢の家族を支えるため、
「財産管理の準備」を考える方は少なくありません。
でも、実はそれ以上に重要なことがあります。
それは——
【本人が終末期をどう迎えたいか、家族間で話し合っておくこと】です。
◆ なぜ話し合いが重要なのか ◆
・延命治療を望むのか、望まないのか
・治療の方針を家族に任せたいのか、自分で事前に決めたいのか
・亡くなった後の手続きや供養をどうしてほしいのか
こうした「最期の希望」は、
財産のように書類に残されない限り、
周囲が迷ったり、家族間で意見が分かれたりすることが多いのです。
◆ 尊厳死宣言書とは ◆
本人が元気なうちに
「延命治療は望まない」と明記する公正証書。
これにより、家族や医療機関の判断負担が軽くなり、
本人の意思を尊重した終末期が準備できます。
◆ 成年後見制度の必要性を考える視点 ◆
厚生労働省のアセスメントシートでは、
・本人の判断能力
・財産の規模や管理の複雑さ
・身近に支援できる家族の有無
・医療・介護の同意判断
が検討の基準になります。
ただ、成年後見制度も万能ではなく、終末期の対応をどうするか、後見人が決めることはできません。
家族と話をすることが、安心のための最初の一歩です。
合同会社書楽
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